ここに来れば10年若返る！？ソーシャルハウス宝島で地域サロンボランティアの皆さんにお話を聞いてみた！

　富士山の麓、富士吉田市にある自宅を開放してフリースクールやサロン活動、高齢者の生活サポートを行っているソーシャルハウス宝島。毎週水曜日に行われている地域の人々が集まるサロン活動に参加し、サロン活動で大活躍しているボランティアさんたちに、食後のまどろみの中インタビューを敢行。話題も笑いも止まらないマシンガントークが展開されました。

ここに来られるようになったきっかけは？

ボ①：元々卓球仲間で週１回定期的に集まっていて、何かボランティアをしたいなと思ってたんです。ある時、山日新聞（地元紙：山梨日日新聞）に上田君がここ（宝島）を立ち上げるっていう記事が載っているのを見て、電話番号があったから、富士吉田市社会福祉協議会の職員と一緒にここに来て、お話をしたのが一番最初でした。その後、地元のCATVで放送されていたのを見た近くに住んでいる人もボランティアをしてみたいということでここに集まってきて、その人たちが最初のメンバーになって活動がはじまりました。

　一緒に卓球をやっているメンバーにも「一緒に行ってみない？」って声をかけてみたけど、最初は誰も返事しなかった。笑

ボ②：あまりにも熱心に一生懸命誘ってくれるもんだから、じゃあ一度行ってみようかな？と思って、来てみたらハマっちゃった！笑おかげでここに来れるようになったので、感謝しています。

ボ①：ボランティアが増えたほうがいいなと思って、上田君の顔写真と記事をいつも持ち歩いてた。笑　声をかけていく中でハマっていく人がまた一人、また一人と増えていきました。笑　

ボ②：ひとりで寂しそうにしている近所の人がいたので、声をかけてみて、試しで１回来てみたらハマっちゃって、そんな感じで広がっていった感じかな。

ボ③：でもやっぱり、毎週楽しみで来たいって思えるのは、なんたって上田君がいい人だから！

一同：そりゃそうよ！誰隔てなく接してくれるし、考え方が素晴らしいじゃない。

＊ソーシャルハウス宝島の島主 上田さんについてはこちらを参照https://syncable.biz/associate/hitonari

ボ②：上田君のやろうとしていることにすごく共感できるんだよね。素晴らしいなぁ、応援したいなっていう気持ちが起こるの。そんでハマりすぎちゃった。笑

ボ④：運転が出来て病気にならない限りは楽しみだからここに来たいなって思うよね。ここに来ればいつも笑ってばっかりだから、10年は長生きするんじゃないかな？笑

ボ⑤：毎週水曜日が本当に楽しみだもんね！

ボ③：来週は何つくる？って毎回ミーティングするんだけど、こうしたほうがいい、ああしたほうがいいって、色々意見を話してると上田君が「ケンカしないで～！」って。笑

ボ②：みんな耳が遠くて声がでかいからね。笑

ボ①：それだけ元気ってことだね！笑

ボ②：元気になるっていうことで思い出すのは、最初来た時にはヨロヨロしていて、トイレに行くのに支えが必要だった人がいたんだけど、２回目に来た時にはピーン！となってて。笑

ボ④：手を貸そうとしてもいいって手を払うくらい元気になっているのには驚いたね。95歳だったかな？それでどんどん見た目もオシャレになっていって、指輪とかもするようになったりして。粋なおじいちゃんだったね。

ボ②：あら、ちゃんと見てるとこ見てるじゃない。笑

ボ④：そりゃそうよー！笑

ボ②：前にみんなでお葬式に行く機会があったんだけど、帰りにご飯食べた時に「ちょっとトイレいってくる」って席を離れて。そのあとお勘定しようと思ったら「もう会計済んでます」って言われて。そのおじいちゃんがみんなの分を払ってたの！あれにはしびれたね！

そういう風に元気にさせる何かが、ここにはあるんですね。

ボ①：やっぱり人とふれあうっていうことがいいんだろうね。楽しいじゃない。みんな家にいてもやることなくてさ、テレビばっかり見ているより、こういうところに来て人と話をしているほうがいいじゃない。

ボ②：何かしら集まるきっかけがあることが、元気で長生きの秘訣かしらね。いまは１日を大事に、楽しく、生きていきたいなと思ってます。笑

その後も会話は途切れることなく、地元料理の話、生活の話など様々な話題でおしゃべりで盛り上がりました。

最後に今回のサロンに来ていた近隣地区でひとり暮らしをしている93歳のおじいちゃんが帰り際に話していた言葉がとても印象的だったので紹介します。

「ここに来ると笑い声を聞けるからいいよね。薬になるよ。ここに来ると元気でいられるから。また来るから、頼むね！」

みんなと一緒に、みんなで元気になれる場所。

サロンにはそんな力があると感じた１日でした。

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今回の訪問先「ソーシャルハウス宝島」について